かっこよくて育てやすい Gymnocalycium ギムノカリキウム属の原産地、由来、育て方。

Gymnocalycium(ギムノカリキウム属)は管理するにあたって非常に強健な種のひとつです。

かっこよく種類も豊富で観賞価値、収集価値共に非常にバランスのよい種です。

由来

ギリシャ語の「gymnòs」(裸)と「càlyx」(萼)に由来し、保護する鱗や毛がないため「裸」である花の萼を指します。

生息地

ギムノカリキウム属には多数の球状サボテンが含まれており、主に南アメリカに広く分布しています。

source:https://uk.inaturalist.org

特徴

一般的に濃い緑色で、種によって2~3cmから40~50cmのさまざまなサイズに達することがあります。

大きい種はより高く成長し、楕円形になります。

それらの茎には結節があり、それぞれに棘座があります。

「areole(アレオーレ)」とは、サボテンの典型的なボタン状のつぼみでトゲが生えています。

ギムノカリキウムのトゲは一般的に湾曲していて丈夫です。

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花は大きく、種によっては白、ピンク、黄色、オレンジ、赤などの多彩で鮮やかな色をしています。

花は春夏に咲くとされていますが、管理次第では年中何度でも咲いてくれます。

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種類

ギムノカリキウムにはいくつかの種があります。

G.achirasense(アチラセンセ)
G.andreae(黄蛇丸)
G.anisitsii(翠晃冠)
G.baldianum(緋花玉)
G.bayrianum(快天丸)
G.bodenbenderianum(怪竜丸)
G.bruchii(羅星丸)
G.cardenasianum(光琳玉)
G.damsii(麗蛇丸)
G.denudatum(蛇竜丸)
変種に日本国内でも多く流通しているvar.paraguayensis(海王丸)やvar.pentacanthum(聖王丸、ペンタカンサ)が存在する。
G.gibbosum(九紋竜)
G.horstii(ホルスティ)
G.leeanum(稚竜玉)
G.mazanense(魔天竜)
G.mihanovichii(牡丹玉)
G.monvillei(モンビレイ)
G.multiflorum(多花玉)
G.ochoterenae(武勲丸)
G.pflanzii(天賜玉)
G.quehlianum(竜頭、瑞晶玉)
G.saglionis(新天地)
G.spegazzinii(天平丸)
G.stellatum(守殿玉)
G.vatteri(バッテリー)

栽培

直射日光を避け、明るい場所を選んでください。

必要に応じて、植物を日よけ布で覆い、日焼けを防ぎます。

ギムノカリキウムを0°Cより数度高く保ちます。

春と夏は3~4日おきに水を与え、秋は頻度を減らし、冬は完全に水を切ります。

砂、砂利、泥炭を含む、水はけの良い用土を使用してください。サボテン用の標準的な用土が最適です。

植え替えの必要性は種によって異なります。

ギムノカリキウムは一般的に種子によって繁殖しますが、カキコでも繁殖します。

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